白吹きアクリルで銘板を作成!裏彫り用の材料を使い彫刻

白吹き材料を使って彫刻するための
アクリル材料です。

白吹き(しろふき)材料をよく知らない
人もおられますがそれもそのはずで
昔はなかったからです。

この記事は株式会社ユーテック銘板によって
作成されたものです。

白吹きアクリルで銘板を作成!

白吹き材料っていうのは
透明のアクリルに白を吹き付けている
材料になります。

もう少し詳しくすると
アクリル透明樹脂板の上に
焼付塗装を施した彫刻用に特化した
銘板材料になります。

焼付しているのでただ白の部分は
剥がれ落ちません。

裏彫りで材料に彫刻すると
白が削り取られるので
そこに色を充填すると文字が
はっきりとわかります。

白吹きを彫刻しているところの画像です。

このように白吹き材料を彫刻した後に
色を充填していきます。

ペンキが乾いた後は両面テープを貼ります。

白吹き材料に彫刻した後に
表を向けたら全体が青の色に
なっていますがこれは保護フィルムです。

白吹き銘板の完成した画像

青の透明フィルムを
めくれば白吹きの白となっています。

裏彫り用の材料を使い彫刻

裏彫りの彫刻が工業用銘板では
主流となってきていますが
昔はそうでもなかったのです。

白吹き材料がない時には
透明アクリルに彫刻した後に
色を流し込み、それを吹きとってから
バックを白で塗ります。

バックに白を塗る際の注意点としては
どうしても塵などのごみが付着するので
エアーで吹き飛ばしてから吹き付けを
することをお勧めします。

彫刻の使用にたまに昔の図面を
引用してるものに

彫刻材料仕様

透明アクリルに彫刻後、黒充填し
バックを白地にする

などと書かれているものもあります。
もはや時代遅れというかそんなこと今の
銘板屋さんはしていません。

昔に使われていた材料

表彫り銘板

これは表彫りをしたものです。

この材料の呼び方はいろいろあり
かべ白、骨白 などがあります。

実際、表彫りで彫った写真を
もう一枚あります。

表彫りで彫った銘板

今でも使われるのですが
それは昔ながらの過程で使用されることが
多いいのが特徴です。

裏彫りの材料、つまり白吹きの
材料を知らない人にとっては
上記の写真のような裏表真っ白な
材料に彫刻を頼まれます。

弊社ではどちらでも対応可能です。

まとめ

白吹きアクリルで銘板を作成した動画
があるのでわかりやすかったでしょうか?

工業用銘板では裏彫り用の材料を使い彫刻する
事が多いいですが、裏表真っ白な材料も
もちろん在庫していた使用しています。

 

アクリルパーテーションの作成、コロナの対策のため学校で使用!飛沫防止対応に最適

アクリルパーテーションの作成の依頼が来ました!

コロナ対策で仕切りは当たり前になってきました。

今回は学校からの要望で製作に至りました。

銘板屋なので飛沫防止のパーテーションは
本業ではないですが、加工もしていることから
制作することになりました。

飛沫防止にものぴったなのですが、今回苦労したのは
サイズが大きいことです。

アクリルパーテーション作成のきっかけはコロナ対策でない!

もともと熱帯魚の子供が生まれたので
仕切りしないと食べられてしまうと
思い作りました。

それには子供が通ることができない穴も
付けての作成で大変時間がかかりました。

サイズは正確に覚えていないですが
250mmx200mmぐらいだっと思います。

水槽の仕切り版

写真では穴が開いているのが見ずらいかと思いますが
仕切り版を作る前に写真を撮る技術を上げないと
いけない気がします。。

よしこれで仕切れると思い実際に水槽に
いれたのですが、ほんのわずかな隙間から
ちびっこが通ってしまいました。

あえなくちびっこを守るのを失敗しました。

サイズ的にはピッタリなんですが
ただ仕切ると水槽も小さくなってしまうので
隠れ場になるようなものを増やす方を
選びました。

アクリルパーテーションを学校で使用!飛沫防止対応に最適

 

ここで初めて本格的な今はやり?のパーテーションを
作成します。

サイズは横1150mm 縦1000m 厚さ3mm

先ほどの水槽の仕切りとは比べ物にならないぐらい
超特大です。

3mmはちょっとふにゃるのを抑えるために
支えである脚をちょっと高めにするしか方法は
ありません。

パーテーション特大サイズ

手が痛くないように4つ角はRにし
橋の触る部分には面取りを施しています。

パーテーションの間口は450mmx150mmです。

A3の用紙を通るようにしたいと希望があり
間口はこのサイズになりました。

2番目に作ったパーテーションがこんなに
大きいのでこれより小さいのは
簡単に出来そうです。