弊社はアルマイト処理をされている
アルミに彫刻をすることがよくあります。
中には材料支給でアルミを持ってこられ
彫刻用でもないものの材料で彫刻することも
あります。
アルマイト処理されていないアルミで
しかも生アルミは彫刻が難しいです。
アルマイト処理とは?
そもそもアルマイト処理とはいったい何?
って疑問に思っている方がおられると思います。
例えばアルミのドアのハンドルがあるとします。
車が好きな方はよくタイヤのホイールを
思い出していたいただければわかると思います。
アルミを何もしないで使用していると
サビ(白い斑点)や劣化が進みとても
見た目が悪くざらざらしてきます。
そこでアルマイト処理を施します。
アルマイト処理とは
アルマイト処理(陽極酸化皮膜処理)
アルミに被膜を張ることのよって傷がつきずらく
腐蝕(サビ)などの浸食を押さえます。
アルマイト処理をすることによって
上記にも書きましたが被膜を作り
保護してあげます。
アルマイト処理とは?彫刻用
弊社はアルミに彫刻をする場合は
もちろんアルマイト処理をしている
アルミを使用しています。
たいていはアルミの彫刻は片面で
両面に彫刻することはまずないです。
アルミをアルマイト処理をしてるから
両面でも大丈夫と思われがちですが
そうでもありません。
アルミの処理はもうひと加工が必要
彫刻用のアルマイト処理にはもう一つの
工程があります。
それはヘアラインです。
実際のヘアラインしたアルミの画像です。
横筋は入っているのが確認できると思います。
アルマイト処理の工程でアルミを
溶剤にどっぷりつける工程を思い浮かべる
ことでしょう。
その工程の前にヘアラインを
施してから溶液に浸すわけです。
ヘアラインを入れる工程で
ヘアラインをしない裏面には必ず傷が
ついてしまいます。
またアルマイトっ処理が終わった時点で
切断などするときに裏面に擦り傷が
発生するので裏は材料として彫刻できないと
なるわけです。
アルミを両面に彫刻するには
当然アルミの両面にヘアラインを
施さなければなりません。
両面にヘアラインは可能ですが
お高くなることになります。
ヘアラインは傷がつかない?
アルマイト処理もしてヘアラインをしていたら
傷がつかないかといったらそうでもありません。
傷がつきずらいというだけで傷はつきます。
ヘアラインをしてある方を下にして
切断するとやはり擦り傷がつきます。
ヘアラインしていると傷が目立ちにくいと
いう方がいいのかもしれません。
またなぜヘアラインが好まれるかは
もともと横線が入っているので
傷が目立ちづらいからです。
アルミの彫刻はどうしても傷が目立ちやすい
ものですから高価なものになってしまいます。
これだけ傷のことを書いたら彫刻後傷があると
思われますが
弊社では最新の注意を払いアルミに彫刻しますので
傷はついていません。
まとめ
アルマイト処理とは材料の表面に被膜を
付けることです。
被膜を付けることによって劣化を防ぐことができます。
彫刻用のアルミの処理はもうひと加工が必要で
ヘアラインという手間が必要です。
これをすることによって被膜もつきやすく
傷も目立ちにくくなる利点があります。
わからないことがあればいつでも連絡ください♪
- hp http://yutech-meiban.com/
- e-mail misekogei@ybb.ne.jp
- TEL 06-6903-1322
- FAX 06-6903-5109
弊社所在地
〒571-0068
株式会社ユーテック銘板
大阪府門真市大倉町26-20
hp http://yutech-meiban.com/
e-mail misekogei@ybb.ne.jp
TEL 06-6903-1322
FAX 06-6903-5109